出品作品 久保一雄展 ギャラリー情報

久保一雄展 生誕100年記念展 
2005年6月23日(木)〜7月3日(日)

日本映画全盛期の黒沢明、今井正、山本薩夫監督等の作品で「美術監督・久保一雄」は数々の名作を手掛け、日本映画美術監督協会の創立者の一人として映画史に名前が刻まれています。
しかし、もう一つの仕事「画家としての久保一雄」はあまり知られていません。
それは、生前に個展等まとめて作品を発表することをせずに、アトリエでキャンパスに向かい制作に没頭していたからです。美術監督の仕事が「リアリズムの追求」であったとすれば、もう一方のアトリエの仕事は、「色彩と形の解放」をテーマに正反対のリアリズムからの抽象へ向かう追及でした。
今回は未発表作品20数点を展示します。画家の追及した痕跡をご高覧下さい。

ギャラリーいがらし(五十嵐)

久保一雄 略歴

1901年
群馬県藤岡市に生まれる。
1923年
川端画学校で洋画を学び、終了。日活撮影所に入所。
1933年
PCL(後の東宝)に入社、翌34年より美術監督として多くの作品に携わる。
1938年
第8回独立展に初入選、以後の出品。
1944年
第14回独立展にて「雪の石狩牧場」が独立賞を受賞。1948年会員となる。
1950年
映画「どっこい生きている」(今井正監督)・「わかれ雲」(五所平之助監督)
両作品が毎日映画コンクール美術賞受賞。
1974年
病没。享年72歳。
1976年
「久保一雄遺作展」銀座竹川画廊。
1993年
「久保一雄・その生涯と作品展」回顧展 東京セントラル絵画館。
1995年
「映画生誕100年博覧会」 川崎市市民ミュージアム。
同時期企画上映「デコールの前衛とリアリズム/美術監督・久保一雄」として
代表作22本回顧上映 川崎市市民ミュージアム1階映像ホール。

<所属美術団体>  独立美術協会会員。
<主な作品所蔵先> 川崎市市民ミュージアム、群馬県立近代美術館等。


久保一雄さんのこと
〜久保さんの仕事は、表現は静かであるが、自然との会話を楽しんでいる画家の心が伝わってくるものであった。

画家 森芳雄(久保一雄回顧展画集より)

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